2024年09月13日

業界最大手は資金流入の鈍化を補う目的から、より幅広い投資家にプライベートクレジットの門戸を開こうとしている。

 プライベートクレジットの世界はこれまで、保険会社や政府系ファンドなどの機関投資家に限定されてきた。
 業界最大手は資金流入の鈍化を補う目的もあり、より幅広い投資家に門戸を開こうとしている。
 
 データ提供会社プレキンによると、大口投資家からの四半期ごとの資金流入額は数年来の低水準に近く、小口投資家はプライベートクレジット会社にとってますます重要な資金源となっている。

 そのためプライベート・クレジット会社は創意工夫を凝らしている。
 今週提出された届け出文書によると、アポロ・グローバル・マネジメントは、ステート・ストリートと組み、プライベートクレジット投資を組み込んだ初の上場投資信託(ETF)を開発中という。
 また、投資信託に類似した商品を個人投資家に提供することで
   178兆ドルとも言われる個人資産市場
を開拓しようとしている運用会社もある。

 アレス・マネジメントブラックストーンは欧州で個人投資家向けにプライベートクレジット商品を提供している。
 届け出によると、両社のプラットフォームはいずれも、これまでに1兆ユーロ(157兆円)余りを集めた。
   
   
posted by manekineco at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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