インド外務省は、ロシア軍に強制的に編入させられ、ウクライナ側との前線に送り込まれていたインド国民45人を除隊させたと明らかにした。
7月にロシアを訪問したインドのモディ首相がプーチン大統領に要請しており、ロシア側が関係者全員の除隊を認める方針を決めていた。
ただ、50人以上がまだ残留しているとみられ、インド政府は引き続き除隊を求めている。
インド人のロシア渡航には、ソーシャルメディアなどを悪用したインド国内の
人身売買グループ
が関与していると指摘されている。
ロシアに渡航したインド人は旅券を取り上げられ、将兵の消耗が激しいウクライナの前線への配置前に戦闘訓練を受けさせられるという。
報道によると、これまでに少なくとも4人のインド人が死亡している。
ひとこと
大量に戦闘員を投入して将兵の消耗が著しいロシアでもあり、ワグネルの囚人兵も多くがウクライナの激しい戦闘地域で無力化してしまっている。
プーチンの独裁政治が目論むウクライナ領土のロシアへの帰属も、戦闘員が補充できず、無理やり戦線に投入されるばかりで、訓練の不足もあり、消耗が続いている。