2024年09月23日

根強いサービスインフレがもたらすリスクはユーロ圏の景気に対する懸念を上回っているとの見方を示した。

 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーの
   カザークス・ラトビア中銀総裁
は23日付のラトビア通信とのインタビューで、「個人的な見解では、サービス価格のインフレリスクが現段階でより重大だ。しかし、一歩ずつ前進する中で状況を見極めていく」と述べ、「金利の方向が下向きであることは間違いない。利下げペースは今後の景気次第だ」と続けた。
  
 さらに、ECBはサービスセクターの価格上昇圧力に「驚かないように」と述べた上で、「反対方向に向かっている別な要素もある。それは景気の弱さだ」とも指摘した。
  
 「景気が弱いのに金利が高止まりすれば、不必要な景気減速をもたらし、失業率が上昇する恐れがある」と続けた。
    
   
posted by manekineco at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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