クレディ・アグリコルCIBのストラテジスト
バレンティン・マリノフ氏
は顧客向けリポートで「新自由主義的な石破氏」の予想外の勝利は、日銀の政策正常化がさらに進むとの期待が高まる可能性があるため、円強気派を勢いづかせる可能性があると指摘した。
次の行動は早ければ10月にもあり得ると続けた。
バレンティン・マリノフ氏
は顧客向けリポートで「新自由主義的な石破氏」の予想外の勝利は、日銀の政策正常化がさらに進むとの期待が高まる可能性があるため、円強気派を勢いづかせる可能性があると指摘した。
次の行動は早ければ10月にもあり得ると続けた。
さらに、過去10年の日本経済史を定義づけてきた「アベノミクス」の積極財政から逸脱する可能性は、円キャリー取引に一定の重要な影響を及ぼす可能性があると語った。
特に、債務削減の取り組みや企業再編の波が起これば、長期的に円へのレパトリエーションが誘発され、円キャリー取引に打撃となり得ると述べた。
特に、債務削減の取り組みや企業再編の波が起これば、長期的に円へのレパトリエーションが誘発され、円キャリー取引に打撃となり得ると述べた。
ひとこと
「アベノミクス」の積極財政は表向きは中小企業対策だが、裏には円安低金利で国際資本が非有する日本企業の株式が増え続け、安価な資金を利用した商品市場への資金流入で資源や穀物等が大きく値を上げさせたことで、莫大な利益を確保させてきた。
異次元の金融政策という移譲な思考からの離脱でやっとまともな金融政策に戻るということになる。