2024年10月03日

欧州市況で株はほぼ変わらず、中東リスク重し 英・独債は下落

 欧州株は2日、ストックス欧州600指数がほぼ変わらずで引けた。
 中東情勢の緊迫化が重しとなっていることが背景にある。
 また、原油高に反応してエネルギー株が上昇した一方で、公益事業や小売り、旅行・娯楽関連銘柄は下落した。

 欧州債市場では英国債、ドイツ債の利回り曲線がベアスティープ化している。
 地政学的リスクに一段の悪化が見られなかったことから、この日は逃避需要が後退した。 
 米景気動向を見極めるため、トレーダーは今週発表の米雇用統計に注目している。

 フランス債とドイツ債のスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して78bpだった。
 フランス政府は2025年度に、約600億ユーロ(約9兆6000億円)の歳出削減と増税を計画している。

  
posted by manekineco at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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