2024年10月04日

米国株式市場は下落、バイデン大統領の失言や指標堅調も中東巡り懸念が強まった。

 米国株は3日、米経済指標で明るいデータが示された一方、市場では中東での対立激化を巡る懸念が強まり下落した。
 なお、この日は。リスクを背景に原油とドルは上昇した。

 S&P500種株価指数とナスダック100指数は小幅安となった。
 午前中は大半で上げ下げを繰り返す展開で、バイデン米大統領はこの日、イスラエルによるイラン石油施設への攻撃を支持するかどうかという記者からの問いに対し
   混乱を招くような発言
を行ったため、市場のムードは悪化した。

 米国株は一時上げに転じる場面があった。
 午前中に米供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合景況指数は、2023年2月以来の高水準となった。
 また、先週の米新規失業保険申請件数は小幅な増加となった。
 レイオフ件数が限定的である状況に整合する水準となった。

 地政学的な不透明感が強まる中、市場は米経済の健全性に関するさらなる兆候を求めている。
 4日には9月の雇用統計が発表される。
 市場では失業率が4.2%で横ばい、非農業部門雇用者数は前月比15万人増が見込まれている。
 

posted by manekineco at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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