韓国の情報機関・国家情報院は、北朝鮮がウクライナとの戦闘に派遣した兵士らがロシア入りしたとする衛星写真を公開した。
ロシア極東のウスリースクにある軍の施設で今月16日に撮影されたとする衛星写真で人影のようなものが確認できる。
国家情報院は、これが北朝鮮から到着したおよそ400人の兵士とみられると説明した。
また、ハバロフスクの軍事施設でも同様の動きが確認されていると続けた。
北朝鮮兵は訓練を終え次第、ウクライナとの戦闘に投入されるとみられており、兵士らにはロシア軍の武器のほか、偽の身分証も発給されていると説明した。
韓国メディアは派遣される兵士は、特殊部隊などあわせて1万2000人にのぼると伝えている。
ひとこと
本格的な戦闘経験は北朝鮮兵士もほとんどないだろう。
ロシアの兵員不足は深刻で、民間軍事組織ワグネルが反乱を起こした後、組織を解体し所属していた将兵を最前線に送り込んだが、激戦での死亡が増え、投入する予備がなくなってしまっているのだろう。
穴を埋めるため北朝鮮兵士を投入するも、アムール川流域からスターリンの命令で中央アジアに強制移住させた鮮卑族として送り込む可能性が在る。
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