インジェンヌ（Ingenu 旧称On-Ramp Wireless ）ワイヤレス ネットワークのプロバイダー

インジェンヌ（Ingenu　旧称On-Ramp Wireless ）

　ワイヤレス ネットワークのプロバイダーで本部は米国サンディエゴにある。

　同社は、デバイスをモノのインターネット(IoT) デバイスにすることで、マシン間 (M2M)通信に重点を置いている。

　Ingenuは2008年に

　　　On-Ramp Wireless

として設立された。

　PitchBookのデータによると、2014年末までに評価額は7,200万ドルに達した。

　2010年9月1日、世界経済フォーラムは同社を2011年のテクノロジーパイオニアとして発表した。

　2011年4月4日、ブルームバーグは同社を2011年の新エネルギーパイオニアとして発表した。

　同社は2015年9月にIngenuに社名を変更した。

　当初は公共事業に重点を置いていたが、2012年にガス・石油産業に事業を拡大した。

　2015年9月のIngenuブランドの立ち上げは、機械接続専用のネットワークの発表と同時に行われた。

　Ingenuのハードウェアは、無料の2.4GHz ISMバンドを使用して、低消費電力動作を維持しながら、2.4GHzの無料のISMバンドで30マイル以上の範囲でテストされている。

　堅牢性、範囲、容量が最適化されている。

　2015年9月現在、同社は20カ国で事業を展開している。

　
　Ingenuは、自社のネットワークで使用されている特許技術に

　　　ランダムフェーズマルチアクセス（RPMA）

という名称を使用しており、GEのAMIメータリングで使用されている。

　RPMAは、石油・ガス田の自動化、またはデジタル油田にも使用されている。

　なお、この技術には、ネットワークアプライアンス、microNode無線モジュール、開発プラットフォーム用のリファレンスアプリケーション通信モジュール、および汎用I/Oデバイスが含まれている。

　
　2015年9月、IngenuはRPMA技術でサポートされているマシン専用のパブリックネットワークを発表した。

　ネットワークは米国で開始され、開始時点で55,000平方マイルの面積があった。

　同社は2015年末までにフェニックスとダラスをカバーし、2017年末までに米国全土をカバーすることを計画していた。

　 Machine Networkは、Meterlinqとの提携により、イタリア全土のカバーを皮切りにヨーロッパでもカバーしている。

　Ingenuは、プライベートで地域的なマシンツーマシンネットワークを持っている。

　これらのネットワークの1つは、

　　　サンディエゴガスアンドエレクトリック

が所有している。

　マシンネットワークの発表時に、Ingenuはプライベートネットワークのサポートと追求を継続することを示した。