ウッドロウ・ウィルソン国際学者センター（Woodrow Wilson International Center for Scholars WWICS）米国のシンクタンク

ウッドロウ・ウィルソン国際学者センター

　（Woodrow Wilson International Center for Scholars　WWICS）

　またはウィルソンセンターは、ワシントンDCに拠点を置くシンクタンクで、元アメリカ大統領（第28代）

　　　ウッドロウ・ウィルソン

　　　　（Thomas Woodrow Wilson）

　　　　　　1856年12月28日 - 1924年2月3日

にちなんで名付けられました。

　また、1968年に議会の法令によりスミソニアン協会の一部として設立されたアメリカ大統領記念館でもある。

　このセンターは無党派であると自認している。

　このセンターはスミソニアン協会内に設立された。

　政府関係者と米国大統領によって任命された民間人の両方で構成される独自の理事会を持っている。

　デジタル雑誌「ウィルソン・クォータリー」を発行している。

　このセンターは官民パートナーシップであり、センターの運営資金の約3分の1は米国政府からの予算から毎年提供されている。

　センターはロナルド・レーガン・ビルと国際貿易センターの一角に位置している。

　この連邦オフィスビルでは、センターは30年間の無償リース契約を享受している。

　センターの資金の残りは、財団、助成金、契約、企業、個人、基金収入、会費から賄われている。

　
　理事会は現在

　　　ビル・ハスラム

が議長を務めており、任期は6年で、アメリカ大統領によって任命される。

　取締役会のメンバーは、ハスラム、副会長のドリュー・マロニー

　民間会員のニック・アダムス、テルマ・ダギン、ブライアン・フック、デイビッド・ジェイコブソン、ティモシー・パタキ、アラン・N・レヒトシャッフェン、ルイス・サスマン。

　公的会員には、アントニー・ブリンケン、ロニー・バンチ、ミゲル・カルドナ、デイビッド・フェリエロ、カーラ・ヘイデン、シェリー・ロウ、ザビエル・ベセラである。

　2021年1月28日、マーク・アンドリュー・グリーンがウィルソンセンターの新しい社長、理事、CEOに就任することが発表された。

　2021年3月15日に任期が始まった。

　
　センターのスタッフのほとんどは、幅広い研究分野をカバーする専門プログラムやプロジェクトに携わっている。

　主なプログラムには、冷戦国際歴史プロジェクト、環境変化と安全保障プログラム、歴史と公共政策プログラム、ケナン研究所、キッシンジャー研究所、北朝鮮国際文書プロジェクトなどがある。