米国供給管理協会(ISM)がサービス業活動で10月の非製造業総合景況指数は
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と2022年7月以来の高水準に拡大したことを発表した。
市場予想では53.8だった。
と2022年7月以来の高水準に拡大したことを発表した。
市場予想では53.8だった。
雇用増加が追い風となった。
指数の内訳では、新規受注が57.4、業況は57.2と拡大圏で堅調なペースを保った。
米経済の勢いが第4四半期(10−12月)に入っても持続していることを示している。
米経済の勢いが第4四半期(10−12月)に入っても持続していることを示している。
雇用は約5ポイント上昇の53と、2023年8月以来の高水準だった。
低水準の失業率と抑制的なレイオフを併せて考えると、雇用拡大は向こう数カ月の個人消費を支えるだろう。
低水準の失業率と抑制的なレイオフを併せて考えると、雇用拡大は向こう数カ月の個人消費を支えるだろう。
今回のデータはまた、先週発表された10月の雇用統計よりも労働市場が堅調であることを示す内容となった。
10月の非農業部門雇用者数は1万2000人増と、大型ハリケーンやボーイング労組のストライキによる影響もあって伸びが大幅に鈍化した。
10月の非農業部門雇用者数は1万2000人増と、大型ハリケーンやボーイング労組のストライキによる影響もあって伸びが大幅に鈍化した。
業種別では小売り、情報、運輸・倉庫を中心に14業種が拡大。縮小は2業種だった。
入荷水準は約2年ぶりの高水準となり、サプライヤーの納入が遅れていることを示唆した。
新規輸出受注は拡大ペースが鈍り、輸入は辛うじて拡大圏にとどまった。
仕入れ価格は58.1に低下し、投入コストの増加がより緩やかになったことを示した。
これは新型コロナウイルス禍前の水準におおむね一致しているが、サービス物価が今後も上昇することを示唆している。
これは新型コロナウイルス禍前の水準におおむね一致しているが、サービス物価が今後も上昇することを示唆している。
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