2024年11月07日

原油相場はトランプ氏勝利の影響を巡って思惑が交錯し、もみ合う場面が目立った。

 ニューヨーク原油相場はトランプ氏勝利の影響を巡って思惑が交錯し、もみ合う場面が目立った。

 トランプ氏の勝利でドルが急上昇したため、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は一時3.1%下落した。
 ただ、次期政権が中東での紛争をエスカレートさせるか、イランへの制裁を強化するとの見方から下げ幅を縮小した。
 また、金や銅が急落し、株式が史上最高値を更新しているのとは対照的に、原油相場は方向感を欠いた。

 ハリケーン「ラファエル」の影響で、米国メキシコ湾岸の石油生産が日量約160万バレル減少する恐れがある。
 シェブロンは5日、同地域での生産を停止し、シェルは一部の要員を避難させた。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、
   1バレル=71.69ドル
と前日比30セント(0.4%)安で終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は0.8%下落し74.92ドルで引けた。
     
posted by manekineco at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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