2024年11月11日

ヘッジファンドが米大統領選を目前にドル高見込むポジションを拡大

 ブラックロックJPモルガン・チェースなど複数の金融機関はドナルド・トランプ氏が米大統領選に勝利したことで引き起こされた
   米国債売り
は、早期に落ち着いたようにみえるが、米国債市場の不安定な状態が終わったとは決して言えないと、警鐘を鳴らしている。

 連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げサイクルを開始して2カ月足らずだが、トランプ氏が掲げる
   減税と大幅な関税引き上げ
が、既に強い米経済をさらに刺激し
   輸入品のコストを上昇
させることで、インフレを再燃させるとの懸念が広がっている。
   
 トランプ氏の財政政策は、大規模な歳出削減で相殺しない限り、
   連邦財政赤字の急拡大
につながるため、米国債の増発が続き、債券保有者がより高い利回りを求め始めるとの懸念もある。
 
 米10年債と30年債の利回りは大統領選翌日の6日に急上昇したが、その後2日間で低下した。


posted by manekineco at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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