米国議会のジョンソン下院議長は15日、下院倫理委員会に対し、トランプ次期米大統領から司法長官に指名された
マット・ゲーツ氏
について、報告書公開を求める要請に屈するのは「パンドラの箱」を開けるようなもの」だと表現し、元議員の名誉を傷つけかねない情報開示の前例になると指摘して
性的な違法行為疑惑などに関する調査結果
を非公開にするように求めた。
について、報告書公開を求める要請に屈するのは「パンドラの箱」を開けるようなもの」だと表現し、元議員の名誉を傷つけかねない情報開示の前例になると指摘して
性的な違法行為疑惑などに関する調査結果
を非公開にするように求めた。
ただ、共和党と民主党の上院議員は、ゲーツ氏による
性的不正行為
違法薬物使用
収賄疑惑
に関する下院の調査結果を強く求めている。
もともと、共和党議員の中でも、ゲーツ氏の司法長官指名承認に慎重な意見がある。
性的不正行為
違法薬物使用
収賄疑惑
に関する下院の調査結果を強く求めている。
もともと、共和党議員の中でも、ゲーツ氏の司法長官指名承認に慎重な意見がある。
下院倫理委は調査結果を検討するため15日に会合を開く予定だったが、中止した。
ゲーツ氏が今週指名され、下院議員を辞職したことを受けたものだ。
ゲーツ氏が今週指名され、下院議員を辞職したことを受けたものだ。
フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」に滞在するトランプ氏を14日に訪問したジョンソン議長は15日に連邦議会議事堂で記者団に対し、「議員でなくなった人の倫理報告書は出さないという下院の伝統を維持することは非常に重要だと私は考えている」と述べた。