2024年12月10日

NY時間 原油相場は反発するもバレる70ドル割れは維持

 ニューヨーク原油先物は中国の指導部が2025年に金融緩和と財政支出の拡大を進める方針を示したことから、買いが優勢になり反発した。
 市場は中東情勢にも注目している。

 習近平総書記(国家主席)をトップとする中央政治局は来年の金融政策を「適度に緩和的」とすると発表した。
 これは11年以来の大幅なスタンス変更となる。
 これまでは「穏健な」金融政策としていた。
 中国の金融緩和姿勢は原油需要見通しを改善させたが、トレーダーは上昇余地について慎重な見方を崩していない。

 なお、原油価格上昇は、10月半ばから続くバレル当たり約6ドルの取引レンジから抜け出すには十分ではなかった。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は
   1バレル=68.37ドル
と、前営業日比1.17ドル(1.7%)高で終了した。
 ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.4%上げて72.14ドルで引けた。

    
posted by manekineco at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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