ニューヨーク原油先物は中国の指導部が2025年に金融緩和と財政支出の拡大を進める方針を示したことから、買いが優勢になり反発した。
市場は中東情勢にも注目している。
市場は中東情勢にも注目している。
習近平総書記(国家主席)をトップとする中央政治局は来年の金融政策を「適度に緩和的」とすると発表した。
これは11年以来の大幅なスタンス変更となる。
これまでは「穏健な」金融政策としていた。
これは11年以来の大幅なスタンス変更となる。
これまでは「穏健な」金融政策としていた。
中国の金融緩和姿勢は原油需要見通しを改善させたが、トレーダーは上昇余地について慎重な見方を崩していない。
なお、原油価格上昇は、10月半ばから続くバレル当たり約6ドルの取引レンジから抜け出すには十分ではなかった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は
1バレル=68.37ドル
と、前営業日比1.17ドル(1.7%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.4%上げて72.14ドルで引けた。
ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.4%上げて72.14ドルで引けた。