2025年01月04日

米ISM製造業景況指数は上昇し2カ月連続で持ち直し、受注も改善

 米国供給管理協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業総合景況指数は、
   49.3
に上昇し3月以来の高水準となった。
 また、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想値の48.2を上回り、業績改善が進み2カ月連続で持ち直した。
 新規受注と生産が上昇し、製造業を覆っていた暗雲が晴れ始めている可能性が示唆された。

 また、新規受注は2ポイント余り上昇し52.5となった。
 昨年1月の水準に並び、2022年5月以来の高水準だ。
 需要の増加により、生産指数は5月以来初めて拡大圏に浮上した。

 同時に、人員削減のペースを速めている製造業者が増えたことも明らかになった。
 雇用指数は3ポイント近く低下して45.3と、7月以来の大幅低下となった。
 総合景況指数を構成する5つの指数の残りは全て改善した。
 
 12月は繊維や加工金属、印刷を中心に7業種が縮小した。
 一方、一次金属や電気機器、家電製品など7業種は拡大した。

 ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利の余波が残る中、ISM製造業指数は全般に製造業者の悲観的な見方が弱まったことを示している。
 なお、今後の道のりは平たんではない可能性が高い。
 関税引き上げの可能性に加え、国外経済の低迷やドル高は、規制緩和や企業寄りの財政政策への期待を冷ますリスクが出てくることだろう

 また、生産者はコスト上昇にも直面しており、仕入れ価格指数は2.2ポイント上昇し、52.5となった。

 製造業者とその顧客の在庫指数は引き続き縮小圏にあり、顧客在庫指数は7月以来の低水準となっている。
 そのため、今後数カ月は受注が堅調に推移する余地があることを示唆している。

  
posted by manekineco at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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