ニューヨーク市マンハッタンの中心部に乗り入れる車両に「渋滞税」を課す物議を醸した計画は、5日から実施されることが連邦判事により承認された。
渋滞税導入の阻止を目指している近隣のニュージャージー州の取り組みに打撃となる。
レオ・ゴードン判事は3日、ニュージャージー州の交通パターンなどへの潜在的影響について連邦道路管理局(FHA)が追加情報を提供するまでの間、計画の一時停止を求めた同州の要請を退けた。
渋滞税の徴収計画は、一部の環境保護団体や通勤者らが激しく反対しており、今月20日に就任するトランプ次期大統領も阻止すると公言している。
ニュージャージー州は徴収を回避するために同州の橋を代替ルートとして利用するドライバーによる渋滞と環境汚染が増加すると主張している。
ニュージャージー州は徴収を回避するために同州の橋を代替ルートとして利用するドライバーによる渋滞と環境汚染が増加すると主張している。