2月の米国ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は
67.8(前月 71.1)
と前月比で3.3ポイント低下し、7カ月ぶり低水準に落ち込んだ。
関税への懸念から、ブルームバーグが行った調査のエコノミスト予想(予想中央値は71.8)を全て下回った。
現況指数は68.7(前月74)に低下し、3カ月ぶり低水準となった。
期待指数は67.3に下げ、2023年11月以来の低水準となった。
関税への懸念から、ブルームバーグが行った調査のエコノミスト予想(予想中央値は71.8)を全て下回った。
現況指数は68.7(前月74)に低下し、3カ月ぶり低水準となった。
期待指数は67.3に下げ、2023年11月以来の低水準となった。
1年先のインフレ期待は4.3%(前月 3.3%)と1ポイント上昇した。なお、予想は3.3%だった。
5−10年先のインフレ期待は3.3%(前月 3.2%)と0.1ポイント上昇した。なお、予想は3.2%だった。
トランプ米大統領による関税賦課の動きを受け、インフレ見通しを巡る不透明感が強まっている。
米国の主要貿易相手国に対する関税が全て発動され、物価上昇が引き起こされれば、個人消費は圧迫される可能性が高い。
この調査では、
高額商品の購入環境
に関する指数が前月から12ポイント低下した。
また、全般的なセンチメントは、支持政党にかかわらず広く低下した。
高額商品の購入環境
に関する指数が前月から12ポイント低下した。
また、全般的なセンチメントは、支持政党にかかわらず広く低下した。
共和党支持者の間でセンチメントが低下したのは昨年8月以来のこと。
民主党支持者の間では悪化が続いており、2020年以来の低水準となった。
センチメントの低下は無党派層でも見られた。
民主党支持者の間では悪化が続いており、2020年以来の低水準となった。
センチメントの低下は無党派層でも見られた。