2025年02月10日

中国CPIで1月に上昇ペースが加速 季節的要因もある春節連休のため一時的な勢いの可能性

 中国で消費者物価の上昇ペースが1月に加速した。
 春節(旧正月)連休前後の個人消費拡大による一時的な勢いと見込まれる。
 なお、昨年8月以来のインフレ率の上昇となった。

 国家統計局が9日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は
   前年同月比+0.5%
の上昇だった。
 昨年12月は0.1%上昇だった。 
 事前調査したエコノミストの予想値は0.4%上昇だった。

 1月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比ー2.3%に低下し、2年4カ月連続の前年割れとなっている。
 昨年12月も2.3%低下だった。
  
 中国本土の春節休暇は今年、1月28日から2月4日までの8日間だった。
 世界2位の経済大国が直面する
   デフレの深刻さ
は、この間の一時的な消費拡大で一時的に覆い隠されたが、現実はすぐに表に出てきそうだ。
 なお、春節の連休期間は毎年変わり、2024年は2月上旬から中旬にかけてだったため単純比較は出来ない。
  
  
posted by manekineco at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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