2025年03月26日

NY銅が過去最高値を更新、関税リスクへの警戒感

 ニューヨーク銅先物相場は25日、トランプ米大統領が重要な工業用金属である銅に高い関税を課すとの織り込みが進み急伸し、最高値を更新した。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物相場は、一時
   1ポンド=5.2255ドル
に上昇した。
 5月20日に記録したこれまでの最高値5.199ドルを上回った。
 グレンコアがチリからの銅出荷を一時停止したとするブルームバーグの報道も材料視された。
 同社のアルトノルテ製錬所の炉に問題が発生したためと、この事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で明らかにした。
 チリは世界最大の銅生産国。
 期近物は今年に入って約29%値上がりしており、米国市場の価格とロンドン金属取引所(LME)で設定される国際的な指標価格の間に、かつてないほどの乖離が生じている。
 LMEの銅相場は
   1トン=1万112ドル
と前日比+1.6%高で終了した。
 NYの銅価格は2.3%高の1ポンド=5.2105ドルだった。
  
   
posted by manekineco at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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