2025年08月15日

インターロス(Interros)ロシアのコングロマリット

インターロス(Interros)はロシアのオリガルヒ
が支配するロシアのコングロマリットである。
 鉱業、金属、エネルギー、金融、小売、不動産などの分野で大きな株式を保有している。
 本社はモスクワにある。
 インターロスは1990年代初頭にウラジミール・ポタニン氏と
によって設立され、現在、ウラジミール・ポタニン氏が筆頭株主となってる。
 なお、ミハイル・プロホロフ氏は2007年に退任した。
 なお、2007年1月1日現在、グループの総資産は300億ドルに達する。
 プロホロフ氏は、インターロス社の株式を75億ドルで取得していた。
 2021年12月、「インターロス」社はロシアにおいて
   インターロス・キャピタルLLC
として本拠地を移転した。
 このLLCは、「インターロス」社の傘下にあるキプロス企業
   ホワイトリーブ・ホールディングス・リミテッド(Whiteleave holdings limited)
を所有し、沿海地方ルースキー島の特別行政区に所在している。
 なお、ワグネル関連の企業としてホワイトリーブは経済制裁を受けている。
 ◯主な資産分野
  ・ウルバ・ホールディング会社を通じた、特にカザフスタンにおける原子燃料
  ・冶金・鉱業(MMCノリリスク・ニッケル)
  ・金鉱業(ポリウス・ゾロト社)
  ・食品・農業(アグロス・グループ)
  ・マスメディア(プロフ・メディア・ホールディング社)
  ・不動産・観光(オープン・インベストメンツ社およびローザ・フトール社)
  ・金融
    Tバンク
    ロスバンク
    AKB MFK、OSG(ソグラシエ)
    KhK(インタロスフィンコム、インタロスリージング)
    SK(インターロス・ソグラーシェ)
    NPF(インターロス・ドストインストヴォ)
 2021年末までに、「インターロス」はサハ共和国でベンチャーファンド「ヴォスホード」(「上昇」の意)を設立した。
 極東連邦管区のハイテク新興企業を促進する予定で今後5年間で100億ルーブルの投資を行う予定と公表していた。

    
posted by manekineco at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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