2025年10月09日

米商品取引市場の金相場は4日続伸

 NY時間、商品取引市場の金相場は4日続伸した。
 スポット価格も初めて1オンス=4000ドルを突破した。
 米経済への懸念や政府機関の一部閉鎖を巡る不安が金相場を一段と勢い付かせた。
 アジア時間に4000ドル台に乗せた後、ニューヨーク時間には一時4059.31ドルまで上値を伸ばした。
 金スポット価格はわずか2年前には2000ドルを下回っていた。
 今世紀に入ってからのパフォーマンスは株式を大きく上回っており、年初からの上昇率は54%を超えている。
 こうした背景には、世界貿易や米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性、米財政の安定性を巡る不透明感がある。
 地政学的緊張の高まりも安全資産としての金需要を押し上げており、中央銀行は金の購入を積極的に続けている。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は
   1オンス=4070.50ドル
と前日比+66.10ドル(1.7%)上昇して引けた。


posted by manekineco at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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