能力の限界を露呈？期待もしぼむ高市氏「口先介入」も効果は短時間で影響も限定的で歯止め効かず円売りが加速

　ニューヨーク外国為替市場では、円が対ドルで6営業日続落した。
　午前の取引では利益確保の買い戻しから円が一時上昇に転じる場面があった。
　自民党の高市早苗総裁が自身の経済政策に関して、行き過ぎた円安を誘発するつもりはないと述べたことに反応した。

　円は高市氏の発言を受けて、一時152円14銭まで買われた。　
　ただ、円買いの勢いは続かず、その後は再び1ドル＝153円台前半まで押し戻された。
　財政拡張・金融緩和路線の高市氏が総裁選に勝利して以降、円は下げ基調が続き日本国民の資産の安売りが続いている。