2025年10月10日

ニューヨーク原油先物相場は小幅安

 NY時間、ニューヨーク原油先物相場は小幅安となった。
 中東情勢の緊張緩和にトレーダーの関心が集まる一方、金融市場全体で慎重姿勢が強まった。
 イスラエルとイスラム組織ハマスは、停戦ならびにハマスが拘束している人質の解放で合意した。
 中東からの原油供給を脅かしてきた2年に及ぶ戦争の終結に向けた重要な一歩となった。
 需給を左右する新たな材料に欠ける中、原油は他の市場と歩調を合わせる形で下落した。
 また、ドルが上昇したことで、ドル建てで取引される商品の妙味が低下した。
 一方、米財務省は、イラン産の原油および液化天然ガス(LNG)の同国からの販売・出荷を「支援」する個人や組織、船舶合わせて50余りを新たに制裁対象とした。
 ハマスを支援するイランに対する制裁が、ガザでの戦闘終結によりどう影響を受けるかにも市場の関心が集まっている。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェストテキサスインターミディエート(WTI)先物11月限は
   1バレル=61.51ドル
と前日比ー1.04ドル(1.7%)安で終了した。
 ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.03ドル(1.6%)下落の65.22ドルで取引を終えている。
  
   
posted by manekineco at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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