ゴールドマン・サックス・グループは、7−9月(第3四半期)の収入が同四半期として過去最高を記録した。
14日の決算発表によると、投資銀行業務による手数料収入は
26億6000万ドル(約4000億円)
と、アナリスト予想の21億8000万ドルを上回った。
全体の収入は151億8000万ドルに達し、第3四半期として過去最高、全四半期ベースでも過去3番目の高水準となった。
M&A(企業の合併・買収)の活発化を追い風に、投資銀行部門の手数料収入が市場予想を上回った。
26億6000万ドル(約4000億円)
と、アナリスト予想の21億8000万ドルを上回った。
全体の収入は151億8000万ドルに達し、第3四半期として過去最高、全四半期ベースでも過去3番目の高水準となった。
M&A(企業の合併・買収)の活発化を追い風に、投資銀行部門の手数料収入が市場予想を上回った。
世界的に大型M&Aが相次ぎ、取引の停滞が続いていたウォール街の投資銀行が勢いを取り戻している。
ブルームバーグがまとめたデータによると、第3四半期の世界のM&A総額は1兆ドルを突破し、記録上2番目の高水準となった。
ブルームバーグがまとめたデータによると、第3四半期の世界のM&A総額は1兆ドルを突破し、記録上2番目の高水準となった。
投資銀行業務収入の内訳は、アドバイザリー部門が14億ドル、株式引き受けが4億6500万ドル、債券引き受けが7億8800万ドルとなり、いずれも市場予想を上回った。
債券トレーディング収入は34億7000万ドル。株式トレーディング収入は37億4000万ドルと予想を下回った。
資産運用・ウェルスマネジメント部門では、手数料収入が過去最高を更新した。運用資産残高も過去最高の3兆4500億ドルに達した。


