2025年10月15日

ゴールドマンの収入が投資銀行業務が寄与し、第3四半期としては過去最高

 ゴールドマン・サックス・グループは、7−9月(第3四半期)の収入が同四半期として過去最高を記録した。
 14日の決算発表によると、投資銀行業務による手数料収入は
   26億6000万ドル(約4000億円)
と、アナリスト予想の21億8000万ドルを上回った。
 全体の収入は151億8000万ドルに達し、第3四半期として過去最高、全四半期ベースでも過去3番目の高水準となった。
 M&A(企業の合併・買収)の活発化を追い風に、投資銀行部門の手数料収入が市場予想を上回った。
 世界的に大型M&Aが相次ぎ、取引の停滞が続いていたウォール街の投資銀行が勢いを取り戻している。
 ブルームバーグがまとめたデータによると、第3四半期の世界のM&A総額は1兆ドルを突破し、記録上2番目の高水準となった。
 投資銀行業務収入の内訳は、アドバイザリー部門が14億ドル、株式引き受けが4億6500万ドル、債券引き受けが7億8800万ドルとなり、いずれも市場予想を上回った。
 債券トレーディング収入は34億7000万ドル。株式トレーディング収入は37億4000万ドルと予想を下回った。
 資産運用・ウェルスマネジメント部門では、手数料収入が過去最高を更新した。運用資産残高も過去最高の3兆4500億ドルに達した。
 ゴールドマンは13日に、ベンチャーキャピタル投資会社の
   インダストリー・ベンチャーズ
の買収で合意したと発表した。
 プライベート(未公開)市場での事業拡大を図っている。
   
     
posted by manekineco at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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