2025年11月16日

米中貿易「休戦」の成果に不透明感が漂っており、レアアースでなお合意に至らず。

 中国のレアアース(希土類)輸出規制の緩和を巡り、米中がなお詰めの協議を続けていることが事情に詳しい関係者の話が市場に流れている。
 ホワイトハウスはこれまで貿易戦争「休戦」の合意がレアアースの輸出再開に道を開くと説明していたがほとんど前進していない状況だ。
 米国向けのレアアースやその他重要鉱物の輸出に関して、中国が提供を約束した「一般輸出許可」の条件を11月末までにまとめるよう、両国はそれぞれの交渉チームに指示したと、関係者が述べた。
 ただ、この遅延の理由については明らかにしていない。
 ホワイトハウスは、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が2週間前に合意した内容を記した文書で、
   一般輸出許可付与の確約
を挙げたうえ、米国側はこれを、2023年以降に課されてきた多岐にわたる規制の「事実上の撤廃」と位置づけ、世界経済とサプライチェーンにとって大きな成果だとトランプ大統領の功績として強調していた。
 だが、米政府が合意の一環としてすでに
   関税を引き下げ
   国家安全保障に絡む複数の措置を停止
しているのに対し、中国はこの輸出許可供与についてまだコメントを出しておらず、トランプ政治の足元を見られている動きだ。
 中国側は米中首脳協議のわずか数週間前に発表した追加のレアアース規制については1年間停止する方針を示すなど、休戦合意の他の部分については確認しただけで、会談後の動きはない。
 
   
posted by manekineco at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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