米資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントとカタール投資庁は9日、
人工知能(AI)インフラ
に投資する総額200億ドル(約3兆1200億円)の合弁事業で提携すると明らかにした。
発表資料によれば、資産規模5240億ドルの政府系ファンド(SWF)、カタール投資庁が新たに設立した子会社
Qai
とブルックフィールドは、カタールおよび一部の国際市場でAIインフラに投資するため、共同で資金を拠出する。
ニューヨークに本社を置くブルックフィールドは、新しく立ち上げたAIファンドを通じて投資を行う。
同ファンドは世界で最大1000億ドルの投資を目指し、クウェート投資庁などからすでに資金提供の約束を取り付けている。
ブルース・フラット最高経営責任者(CEO)
は、同社にとって「中東でのAIインフラ初の投資となる今回のパートナーシップは、カタールの戦略的ビジョンとブルックフィールドのグローバルな専門性を組み合わせるものだ」と説明した。
ブルックフィールドは、今後10年間で世界のAIインフラ整備に7兆ドルが必要になるとの見通しを示している。
中東の主要なSWFはこれらの取り組みを支える中核的存在として、合わせて数兆ドルを運用している。


