2025年12月11日

中国の人民元安が貿易不均衡拡大の一因?

 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は10日、北京での会見で、「世界第2位の経済規模を持つ中国は、輸出で大きな成長を生み出すにはあまりに大きい」と述べた。
 また、「輸出主導の成長に依存し続ければ、世界的な貿易摩擦がさらに深刻化するリスクがある」と続け、中国の
   輸出急増
   貿易不均衡の拡大
については、人民元の実質的な下落が一因になっていると指摘した。
 元安への懸念が世界的に高まる中、微妙な姿勢の変化を示した。
 中国経済に関する審査(対中4条協議)終了後に示された、慎重な文言の声明で、IMF当局者は、中国のインフレ率が貿易相手国の水準に比べて低いため、実質的に人民元が弱くなっていると説明した。
 また、中国当局に対し、消費を喚起するため、より大胆な景気対策を講じることや、為替相場の柔軟性を一段と高めるよう促した。
 消費てこ入れは消費者物価の押し上げにつながる見通し。
 IMF専務理事によれば、IMFは中国に対し、人民元の押し上げを明確に勧告したわけではない。
 中国はここ数年、製造業で優位を築く動きを加速させている。
 過小評価された為替水準を維持することで輸出競争力を高め、貿易黒字を膨らませたとして、トランプ米大統領らから批判されている。
 IMFは近年、人民元の適正水準についてほとんど言及してこなかったが、今回のコメントは人民元高を求める国内外の声に同調するものと見受けられる。
 中国で物価下落が続いた結果、人民元のインフレ調整後の為替レートは約10年ぶりの低水準となり、輸出競争力が高まった。 
   
  
ひとこと
 元々、外資の力で経済発展してきたのも、安価な労働力を利用して生産設備や技術を中国に植え付けたことが背景にあるが、中国が他人の技術や資金を利用して経済発展した結果、周辺国への軍事覇権を強める結果となってしまっている。
 IMFが自由主義国家と同じようなアドバイスを中国にしても、傲慢な思考が台頭してしまっている中国経済を利するリスクはより大きな不幸を作り出すだけであり、真綿で息の根を止めれてやるのが一番穏便な対応だろ。
 日本の企業が生産設備を中国に移管しても、将来がない中国経済にいつまでも頼ることはリスクを飲み込むことに直結しかねず、フィリッピンやインドネシア、インド東南アジア等にシフトするのが賢明だろう。
 
    
posted by manekineco at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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