2017年06月17日

如来 (にょらい)


如来 (にょらい)
 仏教で釈迦を指す名称(十号)のひとつ。
 大乗仏教における諸仏の尊称で如去とも呼ばれる。

 元になったサンスクリット語ではतथागत(tathāgata タターガタ)であり、「如 (tathā タター) 」の後に来る語を「去れる (gata ガタ) 」とするか「来れる (āgata アーガタ) 」とするかで如去、如来と漢訳し分けられている。

 音写としては多陀阿伽陀(ただあがだ)がある。 
   
  
   
 

   
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2017年06月14日

過去七仏(かこしちぶつ)


過去七仏(かこしちぶつ)

 釈迦仏までに(釈迦を含めて)登場した7人の仏陀のことで古い順から
    毘婆尸仏
    尸棄仏
    毘舎浮仏
    倶留孫仏
    倶那含牟尼仏
    迦葉仏
    釈迦仏
の7仏がおり、いわゆる過去仏信仰の代表的な例であり、過去未来現在の三世に渡ってそれぞれに千人の仏が出現すると説かれている。
 前三仏は過去荘厳劫の千仏のうち最後の三仏、後四仏は現在賢劫の千仏のうち最初の四仏といわれる。

 仏教では、釈迦仏が仏教という大宗教を成したのは単に釈迦一代のみの事業ではなく、過去においてすでに成道し、成仏した
   前世の功徳
が累積した結果であるとの教えがある。

 この考え方は古く紀元前後に建立されたインド・マディヤ・プラデーシュ州のバールフットの欄楯(レリーフ)に、七仏造樹の浮彫が残されている。

 また仏教では一般的に、釈迦の弟子のひとりである
   提婆達多(だいばだった)
は釈迦仏に違背し逆罪を犯した大悪人とされている。

 後年における提婆達多派の教団では、提婆達多の遺訓を尊び、独自の戒律を定めて、釈迦を除く過去の6仏を信仰していた。

 近年の研究では、提婆達多は戒律をより厳しくするなどを釈迦仏に進言したものの、これが受け入れられなかったことから、釈迦教団から分派した。

 古代インドの釈迦在世の当時に、既に過去に仏が出世したことがあるとする、過去仏信仰があったことが理解できている。


 
 

    
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2017年02月18日

奇門遁甲(きもんとんこう)


奇門遁甲(きもんとんこう)

 中国の占術で「六壬式」「太乙式」と合わせて「三式」の一つ。
 また、遁甲式(とんこうしき)とも呼ばれる。

 奇門遁甲の創始伝説によると黄帝が蚩尤と戦っていた時に天帝から授けられたとされる。
 蚩尤は獣身で銅の頭に鉄の額を持ち、また四目六臂で人の身体に牛の頭と蹄を持つとか、頭に角があるなどといわれる。

 奇門遁甲を解説した詩賦である
   煙波釣叟賦
では周の呂尚や前漢の張良によって作盤方法の整理が行われたとされている。

 三国時代の蜀の
   諸葛亮
なども用いたとされる。

 清朝の官僚
   紀ホ
の『閲微草堂筆記』によれば、奇門遁甲の真伝は単なる占術ではなく
   呪術の要素
も含んでいたという。

 二十四節気や干支から算出される遁甲局数を基にして遁甲盤を作成して占う。
 このとき奇門遁甲用の式盤を使用し、遁甲盤の構成要素の一つである八門を重要視することから
   八門遁甲(はちもんとんこう)
とも呼ばれている。

 奇門遁甲について解説した最古の文献は、中国唐代に
   李筌
によって編纂された張良の口訣を伝えるとされる『陰符経註』がある。

 時刻の呼び方は「夜半」「鶏鳴」といった十二時辰が採用されている。


 

    
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2017年02月01日

如来 (にょらい) 仏教で釈迦を指す名称


如来 (にょらい)

 仏教で釈迦(仏陀)の10種の称号のひとつ。
 あるいは、大乗仏教における諸仏の尊称で、如去とも呼ばれる。

 元語のサンスクリット語はतथागत(tathāgata タターガタ)で「如 (tathā タター) 」の後に来る語を「去れる (gata ガタ) 」とするか「来れる (āgata アーガタ) 」とするかで如去、如来と漢訳し分けられた。

 音写として多陀阿伽陀(ただあがだ)がある。


 
 

     
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2017年01月18日

天一天上(てんいちてんじょう)


 日本の陰陽家の説としては、方違の神である
   天一神 (なかがみ)
は癸巳 (みずのとみ) の日から戊申(つちのえさる)までの 16日間は天に上がっており、この期間には、人がどの方角に向って物事を行なってもさしさわりがない方角の禁忌のない期間とされる。

 その他の日には、天一神は地上を遊行しているため、その方角に向って物事を行なってはならないとされた。




 

    
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2017年01月15日

丑寅(うしとら) 鬼門の方向


 丑と寅との中間の方角で
   陰陽道(おんようどう)
では、鬼が出入りするとされ、行くととんでもないことが起きる不吉な方角(北東)をいう。

 なお、陰陽道ではこの方向を鬼門(きもん)と呼ぶ。



 

   
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2017年01月08日

不成就日(ふじょうじゅにち) この日から始めた物事はすべて成就しない悪い日のこと。


 陰陽道(おんようどう)で、この不成就日から始めた物事はすべて成就しないという悪い日のこと。
 不浄日(ふじょうにち)とも呼ばれる。
 



 

     
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2017年01月06日

戎(にゅう Róng) 中国の五帝時代から戦国時代にかけて、中国の西および北に住んでいた遊牧民族


 
(にゅう Róng)

 中国の五帝時代から戦国時代にかけて、中国の西および北に住んでいた遊牧民族のこと。

 中国の歴代王朝において、人口や家畜の増加や気象の悪化に伴う飢饉などに伴い越冬時期を中心に侵入しては略奪を行った。
 大別して西の戎を西戎といい、北の戎を北戎と呼んだ。

 なお、戎が滅んだ後世になっても、中国では蔑称として西戎や戎狄の語を用いることが多い。
 
 遊牧民である戎は数々の集団に分かれて活動しており、古代中国ではその居住地からとって集団の名としていた。

 

    
   
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