中国株式市場では5日、小型株が急落した。
不動産不況を背景にシャドーバンクの負債も増加し倒産も増えるなどそこが固まらない状況が続いており、低迷する相場を安定させるという政策当局の「新たな公約」は、投資家の安心感につながっていない。
小型株の指標CSI1000指数は一時8.7%下げ、6.2%安で終了した。
CSI300指数は一時2%余り下げた一方、1.7%上げる場面もあったが、買いも続かず0.7%高で引けた。
先週は4.6%安と、週間ベースで2022年以来の下落率を記録した。
香港に上場している中国本土株の指標、ハンセン中国企業株指数(H株)は一時1.5%下げた。
CSI300指数は2日、パニック売りが広がり、5年ぶりの安値となった。
その後、証券監督管理委員会(証監会)は市場を安定させると発表し、空売り制限など腕力での底固めを目論んだ。
しかし、具体的な措置が他に何も示さなかった。
投資家からは大胆な政策を求める中、信用取引のマージンコール(追加証拠金請求、追い証)や強制的な手じまいが
新たな脅威
となり、実物売に押され下落圧力が高まっている。
CSI1000指数は、「スノーボール(雪球)」と呼ばれるデリバティブ(金融派生商品)が投資家に損失をもたらすいわゆる
ノックイン基準値
に達し、売り圧力に直面している。
証監会は4日、より多くの中長期資金を市場に誘導し
悪質な空売り
インサイダー取引 など
の違法行為を取り締まり、異常な変動を防ぐと表明した。
外国人投資家は5日の午前中に一時的に買い越しに転じたが、これは2日にも見られたパターンだ。
午後は7億元(約144億円)余りの売り越しとなった。
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