2025年07月15日

アレクサンダー・ワン(Alexandr Wang) 人工知能企業Scale AIの共同創業者兼元CEO

アレクサンダー・ワン(Alexandr Wang)
   1997年1月生まれ
 米国の億万長者起業家で、AIアプリケーション開発のためのデータラベリングとモデル評価サービスを提供する人工知能企業
   Scale AI
の共同創業者兼元CEOである。
 2021年、24歳で世界最年少の自力で億万長者になったとされている。
 フォーブス誌は、2025年4月時点での彼の純資産を36億ドルと推定している。
 ワンは1997年1月、ニューメキシコ州ロスアラモスで生まれた。
 彼は、ニューメキシコ州の
で物理学者として働いていた中国系移民の息子である。
 ワンは幼い頃から数学とコンピュータプログラミングに情熱を注いでいたという。
 2013年には数学オリンピックに出場した。
 2014年には米国物理学チームに出場し、2012年と2013年にはUSACOファイナリストに選ばれた。
 ロスアラモス高校で教育を受けた後、シリコンバレーに移り、資産管理会社
   Addepar
でソフトウェアエンジニアになった。
 10代の頃は、Quoraでソフトウェアプログラマーとして働いていた。
 マサチューセッツ工科大学に短期間在籍し、高頻度取引会社
でアルゴリズム開発者として勤務した後、中退して2016年、王氏はAIアプリケーション開発のためのデータラベリングとモデル評価サービスを提供する人工知能企業
   Scale AI
を共同設立した。
 元Amazon幹部の
   ジェフ・ウィルケ氏
が王氏の顧問を務めた。
 2021年には同社の評価額が73億ドルに達し、王氏は同社の株式15%を保有していたため、一時的に純資産が10億ドルに達した。
 Scale AIは米国軍から防衛関連の契約を受注した。
 また、国防総省の最高デジタル・人工知能局(CDI)からも軍事計画と意思決定のための大規模言語モデルの安全性と信頼性の試験・評価を委託されている。
 王氏は2023年に
   Expedia Group
の取締役に就任した。
 2023年7月、王氏は下院軍事委員会の公聴会で証言し、米国政府が
   AI導入において直面する課題と潜在的な解決策
について述べた
 2024年6月、王氏はScale AIが実力、卓越性、知性(MEI)に基づく採用方針を正式に制定したことを発表し、「私たちは、人は人格の中身によって評価されるべきであり、同僚として、さらに才能、スキル、そして労働倫理によって評価されるべきだと考えています」と述べた。
 MEIは、多様性、公平性、包摂性(DEI)と類似しているものの、相反する考え方である。
 2025年1月、王氏は
の第2期就任式に出席し、テクノロジー関連の創業者や最高経営責任者(CEO)らと共に出席した。
 また、トランプ大統領に直接宛てた書簡の中で、「アメリカはAI戦争に勝たなければならない」と宣言した。
 同月後半、王氏は世界経済フォーラムで講演し、米国と中国のAI競争、特に
   DeepSeek
の能力に焦点を当てて議論を展開した。
 2025年2月、王氏は英国のキア・スターマー首相、インドのナレンドラ・モディ首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、そして下院人工知能超党派タスクフォースを率いるマイク・ジョンソン米国下院議長など、複数の世界の指導者と会談し、AIをめぐる世界的な協力について協議した。
 2025年6月、メタ・プラットフォームズがScale AIの株式49%を買収した。
 王氏はMeta Platformsに移籍した。 
 彼はScale A社のCEOを退任したが、Scale AIの取締役には留任した。
 MetaはScale AIに143億ドルを投資すると発表し、同社は
   Meta Superintelligence Labs
によって監督される予定である。
 COVID-19パンデミックの最中、ワン氏はOpenAIの最高経営責任者(CEO)である友人
とルームメイトであった。
 2018年、ワン氏はフォーブス誌の「30 Under 30」のエンタープライズテクノロジー部門に選出された。
 2021年にも同リストに選出されている。
 また、各分野の未来を形作る新進リーダーを表彰する「Time 100 Next」と「Time 100 AI」にも選出された。

    
posted by manekineco at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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