2026年05月16日

イラン原油輸出の要衝であるカーグ島周辺にタンカーの姿なく活動停止の模様

 イランの主要輸出ターミナルからの原油出荷は、ここ数日停止している状況が衛星画像からうかがえる。
 イラン戦争開始以降で長期停止が示されたのはこれが初めての出来事だ。
 欧州の衛星画像によれば、5月8日と9日、11日にカーグ島で
   外航原油タンカー
は確認されなかった。
 イラン戦争が始まって以降、桟橋が空になった日はあったが、ここまで長期にわたって続いたことはなかった。
 イランは紛争中も同施設で原油積み出しを行い、米海軍によってペルシャ湾外への航行が阻まれた後も、船舶に積載して
   浮体式貯蔵施設
として利用し続けてきた。
 カーグ島がこのまま稼働停止となれば、残る貯蔵施設への圧力が強まり、油井の汲み上げ生産が停止される。
 衛星画像はそれらが満杯に近づいていることを示している。
 残る容量については推計が分かれているが、全タンクが満杯になれば、より大幅な生産削減を余儀なくされる可能性がある。
 イランはすでに原油生産を一部抑制している。
 ただ、ニューヨーク・タイムズ紙は5月6日の画像に基づき、同施設で原油漏出があったと報じており、これが積み出しに影響した可能性がある。
 イランは漏出を否定している。
 その後の画像では積み出しは停止しているが、明確な漏出は確認されていない。
  
    
posted by manekineco at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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