2026年05月16日

中国が描く米中「新時代」、にじむ大国の自信が満ちた米中会談でトランプ政策の迷走から力関係の変化が浮き彫りとなった

 中国の習近平国家主席は、トランプ米大統領が北京での2日間にわたる首脳会談や視察日程を終える前から、今回の訪問が両国関係にとって
   「歴史的」な節目
になったとの認識を示していた。
 ただ実際には、トランプ米大統領がSNSに投稿した内容には不十分となり、目論んだ重要な合意や目立った成果は乏しい。
 習氏は15日、中国共産党の中枢施設であり、最高指導部の居住地でもある中南海にトランプ氏を中郷の皇帝のごとく迎え、散策したり昼食を共にしたりした。
 習氏は両国関係が「新たな」時代に入ったと強調した。
 中国当局ではこの関係を表現するために「建設的な戦略的安定」という難解な言い回しを用いて成果を暗示させようとした。
 ただ、成果もないトランプ氏や同行した側近らの多くは、これに異論を唱えることが出来ずじまいとなった
 この表現には、自信を深める習氏が米中関係における中国側の影響力拡大を図る狙いが仕込まれている。
 昨年10月の貿易休戦で得た成果を固定化するとともに、追加の米制裁やテクノロジー関連の規制で中国が不意を突かれる事態を避ける意図もあった。
 中国当局者は、この枠組みを少なくとも「3年間」、つまりトランプ氏の残り任期中は維持すべきだとの考えを示し、トランプ政策の矛盾の隙をつく習近平の目論見が成功しつつある。
  
   
ひとこと
 政治闘争の中にある習近平にとっても、成果が必要となっており、鉾を一時引っ込めただけだろう。

    
posted by manekineco at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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